さよならPちゃん

2006年6月25日 日常
夫の実家へ遊びに行った日、彼がスズメの雛を拾ってきた。
「車のそばにいたんだ。巣から落っこったんだね」
まだくちばしが黄色くて、羽は生えて来たばかり。
ピーピー鳴いていて、かわいい。
親鳥?らしいスズメが外でチュンチュン言っているような気がして、外に置いて様子をみようか、と庭に離してみた。

「自分で巣には戻れないし、親鳥も抱えて飛ぶことは出来ないからね。猫かなんかにやられちゃうかな。可愛そうだけど。」
子供達も気になって、しばらくして見に行くと木の下をピョンピョンしてた。
結局家に連れて帰ることになって、ほーんの少しずつだけれども、
すり餌を食べてはくれていた。
義父はもって今夜くらいだよ、野生の鳥が人から食べないよ、と冷静な意見をくれていたけれども。
やっぱりダメだった。
小さな小鳥が手の上で冷たくなっていくのは悲しかった。
そのまま置いてきた方が良かったな、なんて後悔してしまった。
それでも持たなかったかもしれないし。でも自分で助けられるかもなんて楽観的に考えてしまったのだ。

下の子はまだ良く分かってない。
上の子はちょっと凹んでて、明日お墓作ってあげようね、と皆で話した。

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