岸辺の旅

2010年8月24日 読書
ずいぶん前にどこかで書評を読んで、気になっていた一冊。

3年前から行方不明になっていた夫がふらりと帰ってきた。

それも、自分はもう生きていないと言って。



なんというか すごく繊細で優しい描写をする作者で、さらりと読んで行けました。

死者と触れ合う本は沢山出ていて、それだけそれを望んでいる人がいるんだろうな。
・・ってよく聞く話。
うちの長男君も、もうちょっと頑張れば結果が良くなるのに、ってケースが多々あって。
勉強にしても、習い事、スポーツにしても。
最近、先日特訓(!?)したアルファベットとローマ字がすっかり記憶の彼方に飛んでしまっている事に気付いた。
本人曰く、
「もう授業で終わってるから関係ないじゃん!」
って言うけどねぇ。
次があるから、それが大切なんだよ、と
毎回言ってるのに、理解できない様子。


今日は珍しく2時間ドラマを観た。
9時って時間は子供達の絵本タイム~♪なので どうしても30分はドラマを見逃してしまう(泣)。


出てくる患者さん達が元気すぎ。末期なのにそれはどうも嘘っぽくて
入り込めなかったけど。

こんなカウンセリングルームがあったらイイね。

本当にそう思います。

かわいい♪

2009年9月18日 読書
長男の熱発が続いていたんだけど、今日はやっと平熱に下がったのでウキウキしながら登校してくれた。

どうも友達と遊びたくって仕方ないみたい。

楽しく学校へ行ってくれていて、私も嬉しい^^。



今日は連休前に化粧品の補充にお買い物。

末っ子ちゃん、大人しくしてくれるかな?

必要な物を買って、ちらっと、私の服をちらっとだけ見たかったんだけど・・
ちょっとだけ付き合ってくれて、やっぱり飽きてきちゃった。

コレだけ見たら、チュッパチャップス買ってあげるね、と約束してたから
結局末っ子ちゃんの来年着るTシャツ、長Tをレジに持って行った。

自分のは・・また今度でいっかぁ。


こどもサイズの服も扱っているはしゅあしゅ、なぜか店内にチュッパチャップスの自動販売機が置いてあるのだ。

100円入れて、回るルーレットをSTOPボタンで止める。

当たれば5本、外れても2本出てくるよ♪ って書いてあるけど

一度も当たった試しが無いよ~~~!



お買い物だけでは当然物足りません 末っ子ちゃん、ペットショップでカワイイわんちゃん、ネコちゃんに癒してもらって 二人で帰りました。


子犬みたいなこの子達が成長したら、かわいいワンコを飼いたいな。

今度はオンナノコがいい!

密かな願望です。





今日はとある講習会に参加してきた。

コミニケーション術のひとつ、と言ったらよいのか。

どこでも使えるような、相手の要求にも頷きながら自分の考えを伝える方法。

相手によっては簡単では無くて、これが。



例えば、夫と意見が合わない時(ほとんどだな・・)

相手の話を受け入れつつ、自分の意見を話し 理解してもらう。

医師の治療方法に難色を示す時に 話を聞きつつも 自分の希望を伝える。


遠回りなひと事で、相手も自分も納得して前に踏み出せる、そんな話術。


気弱な私には とても有効な講義だった♪

あとは、実践あるのみ!






原作本を読んでいたので、ドラマになったのを知り見てみたかった。
撮り貯めていたのをやっと見終わったところ。
なんだか私の中での登場人物のイメージと役者さんが合わなくて(笑)
特にエド!
Chris Pepplerさんはキレイ過ぎるような??
そんなもでしょうね。
本とはまた違う場面も盛り込んであって ドラマはそれなりに面白かった。

この原作本は短編集になっており、表題の物語はそのうちの一つ。

始めはタイトルからどういう意味?って疑問から入った。

難民キャンプで風で舞い上がるビニールシート、それは両手では足りないほど沢山あって

自分の人生をかけてもそれは支えきれず

そういう事を仕事にしている人達も本当にいるんだよなぁ。



毎日かあさんで有名な西原さんの絵本。


こどもの頃の小さな記憶が この本を読んでだんだんと蘇ってきました。

私も母が仕事で忙しかったので ひとりで過す時間が多かったのです。

ひとりごはんの美味しい食べ方とか、友達とうまくイカナカッタときのこと。イヤナ奴のこと。

友達と一緒に作った秘密基地。はらっぱで寝転んで眺めた青い空。

忘れちゃった 大したこと無いんだけど、大事だった事、綺麗な景色。 思い出させてくれました。


見事にこども目線で書かれていて 作者さんには脱帽です。

立ち読みでもすぐに読めちゃう本なのですが また手に取りたいと思わせてくれました。

本棚にキープです。



しぃ ぱら♪

2009年6月20日 読書
水族館と遊園地が合体したような夢の(?)島に行ってきた。

9時半現地着。まずは水族館へ。

ふれあいらっぐ~ん でイルカの背中を触らせてもらったり、ペンギンと写真を撮ったり。

動物達には迷惑な話だろうが、私的にはとっても楽しいひと時を過した♪

お兄ちゃんは、サメ(もちろんちっちゃいヤツ)を手で触ったりして楽しそうにしていたけど、すぐに飽きちゃったみたい。
「早くジェットコースター乗ろうよ~!」だってさ!!

私はゆっくり水槽を見て歩きたかったけど、ささっと順路を回ってお昼。

あっ、もちろんイルカ達のショーは観たよ。



今日はフリーパスを買っていたから、午後は夕方6時まで乗り物乗り放題!

バイキングは上の二人は一体何回乗ったんだろう?

10回ずつは乗ったような・・・。

TDLみたいに並ばないしね!

思いっきり楽しんでくれたようだ。

私も海におっこちそうなジェットコースターに乗ったり、水の中を流れていくアクアなんとかに乗ったり。遊園地って楽しいね。


小柄の次男君、今回は身長制限で乗れなかったジェットコースター、130㎝まで背が伸びたらまた来ようね、と約束して帰りました♪





名もなき毒

2009年6月11日 読書
先週は次男君、そして今週は末っ子ちゃん。

夏風邪を発症し、今日もお熱の末っ子ちゃんとおうちで遊んでました!

38℃の割には元気で、食欲が無く時々嘔吐してしまうのを除いては とにかく
”遊んで””ヒマ”と欲求が多い・・・。

と言っても外には連れ出せないし、今日もTVにお世話になってしまった。

何時間つけっぱなしだったのかなー。

早く私も看病から解放してほしいわ!





彼がTVに夢中になっている間、読みかけの小説をたたたっと読み終えてしまった。

宮部みゆきはやっぱり面白いなー♪

推理が何重にも絡んでいて、最後にひとつに締め上げてくれる。

読み終えてスッキリ感があるんだよね!


ドラマの第一話を見逃して、買ってしまいました、原作本。
本屋さんでは売り切れ続出なのかな?
何軒か見たけど売ってなくて、bookおふで見つけました♪


殺された子の親も殺した子の親も、子を思う気持ちがストレートに書かれていて
読んでいてウルッとさせられた場面も。
ただ実際はというと、こんな綺麗な終わり方が出来る問題ではないでしょうね。
私だったら何があっても、子供を殺した相手を許す、受け入れるなんて出来ないなー。

先日TVで放映されていたドラマ、「ホームレス中学生2」。

録画しておいたのを今夜やっと観れた!

9時は子供達のベッドタイムなので、この時間帯のドラマは見れへん。いつも録画。

不覚ながら弟達を養う大学生のお兄ちゃんに泣かされた。

随所に登場する芸人さんたちのタイミングの良さに笑わされ

今日は最後にひとつ、楽しい自分の時間が持てました。ありがとう!

流星の絆

2008年10月22日 読書
先週土曜の夕方、ダンナが子供達を習い事に連れて行ってひとりになった時になんとなく点けたTV。
放映始まったばかりのこのドラマ、第一話が再放送されていた。
最近は視聴率稼ぎの為?1週間も経たずに再放送するんだね~。
これはさすが官九郎脚本、独特のテンポがあって面白い♪
原作を読み始めたけど、ドラマはまた読んだ人も楽しめるよう、色を付けてある。
それもかなりキツイ色!
金曜夜は楽しみになりそうだ。


TBSが便乗商法でレトルトのハヤシライスとカレーを出してるらしいけど、
どんな味だか気になる・・・・。
でも、買ってしまえば負けのような。
う~ん。



ひょんな事からあの世と行き来を出来るようになった女性の話。
死別した人々との交流の場面は、大切な人を亡くした人から見ると心を絞られるように辛い。
会いに行って良かったのか、会わないほうが良かったのか。

主人公は死別した家族と会うために”走ること”を始める。
彼女のように走れば私も後悔を乗り越えられるだろうか。自分の中に区切りを付けるのはそれほど容易すくは無いけれども、
少しだけ前向きに考えられるようになったかもしれない。ほんの少しだけ。
そんな風に思えるほどに描写は爽快でまるで一緒に走っているように感じられる。


字数は少なめで読みやすく、読者に元気をくれるような一冊。
大切な人とお別れした人にもお勧めかも。

東京島

2008年8月6日 読書
海で遭難し、流れ着いた先は無人島・・
 ストーリーの冒頭を読んで、サバイバルな生活を精一杯送る人間達を思い浮かべたが、現実はそうでもないものなのね。

ヨットで流れ着いた夫婦の次に上陸してきたのは、若者達フリーターの集まり。
イマドキノ、と言われる人達の気力の無さ(?)が生活にそのまま現われていて 実際こうなったら本当に本の通りかも・・なんて思ってしまう。

欲が生生しく描かれていて、この作家は本当に女性なのだろうかとも思ったり。

スッキリと終わらせないのはこの作家さんらしいかも。
続きが気になって、一気に読ませられました。

容疑者Xの献身

2008年5月3日 読書
休み休み読み進めていた本をやっと読み終えた。
主人公はドラマにもなった「ガリレオ」の教授。
彼の大学での同級生が容疑者という設定。

はじめから犯人も分かってしまうのだけれども、最後の最後で捨て身のアリバイ工作が明かになって唸らされた。
時間をずらす為に、こんな方法もあるのね。。。

娘と自分の生活を守る為に人を殺めてしまった隣人を、献身的に守る容疑者が切ない。
彼なりの愛情表現が、とても悲しく思えた。

空が好き

2007年11月13日 読書
秋の空は空気が澄んでいて、高くとてもきれいだ。
洗濯物を仕舞う夕方、ベランダから見える雲は夕日に照らされオレンジ色に光っていてうっとりさせる。
それはあとほんの数分で沈んでしまう夕日が見せる景色で、思い立ってすぐにシャッターを切らないと、二度と同じものは見れない。
うちからの景色は住宅街の電線に邪魔されて、残念ながら素敵な写真にならないのが淋しいけど・・。

今日は子供達と図書館に行ってきた。
彼らが本を選んでいる間にこどもの調べ物のコーナーで雲の図鑑を探し、自分用に借りてきた(笑)。
これで空を見上げる楽しみが一つ増えそうだ。
あとになってから、何となく気に留めていただけの相手を”好きだった”事に気付く事ってありそう・・・。
主人公と彼女は接点が交わりそうで、そのまま進んで・・・
あんまり書くとネタバレになっちゃうからなぁ。
主人公は彼女をきっかけに前に進めるようになるのだが、なんだかそれが読んでいて応援したくなるような感じ。
悲しい話なのに、読み終わってから爽やかな気持ちになれた本だった。

作者はもしかして、引きこもり(もしくはそれに近い)の経験があるのかな。
進学もせず、なんとなくバイトして毎日を過す主人公の生活が自然に現されていたので。
昨夜はベビーが何度も夜中に起きて、まぶたは閉じているのに泣いてぐずりまくっていた。
ものの本によると赤ちゃんは夜泣きしている時、当の本人は夢の中だそうだ。
半信半疑で読んでいたけど、言われてみればそうかも・・・。
最後にぐっすりと眠ったのは産後の病院のベッドの私、何日も寝不足が続くと、さすがにフラフラしてくる。

きょうはその絶不調の日だったのに、運悪く子供の友達の襲撃に遭った。

日曜日なのに・・・。

午前中も、午後も外へ出かけて遊んでいたおにいちゃん。
小学生は良いんだけど、4歳の下の子までついて行っちゃうので
仕方なく私も付き添い・・・。
午後には食品の買い物を済ませ、5時から夕飯の支度をしようと思っていたのに
帰宅したのは4時半。

体調不良もピークになってイライラ!
つい、遊びも大事だが、ママも用事も済ませないと生活が回らないよ!ごはんも食べれなくなるよ!とお説教。

こういう事を言う前に、やんわりと遊びを切り上げて買い物に出かけちゃえば良かったのに、それが出来なかった。

ちょっと自己嫌悪。
子供の扱い方、ほんとに難しい。

子供の時間、私の時間と上手く物事の優先順位を考えながら過せるようにしたいなぁ。
旅先でバッグに入れていった一冊。
独り暮らしをする視力障害者の女性と、彼女の家に密かに潜り込む殺人事件の容疑者の男との物語。

淋しさを抱えている二人が、距離を保ちながら触れ合っていく。
少しづつだけれども外へ歩みだせそうな二人の進展が、心地よかった。
ただちょっとだけ気になったのは、子供時代の二人が同じ形のいじめ(タチの悪いイタズラ?)を受けていたこと。これってそんなに良くある事かな?
う〜ん作者さん、ここは捻りがなかったのは残念。

続きが気になって私にしては珍しく、二晩で読破してしまった。
(家事の時間が無く、夜たっぷりと自分の時間を持てたのもある。)
ラストの彼が彼女に温かく話しかけるシーンがとても良かった。

死神の精度

2007年8月8日 読書
死神はその人物の死期が近づくと、本当に死なせて良いのかの調査をするらしい。
その場合により若い男だったり、中年のチンピラだったりと姿を変えて担当の人物を調べるのだ。
この本は、仕事をこなす死神の調査の経過を物語りにしたもの。

短編集になっていて、時間が無いときにでも読みきれるし面白いよ、と手渡された本。
伊坂幸太郎は「陽気なギャングが地球を回す」と書いた人。
さすが、さらっとした読み心地で、面白かった。

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