よるくま

2006年11月15日 絵本
「ママあのね…きのうのよるね」 ベッドに入ってママに見つめられながら少しずつ眠りに誘われていく1日のうちで一番穏やかなとき、ぼくがママに語りはじめる。昨日の夜、ぼくのところにやってきたくまの子「よるくま」とぼくの一夜のお話。いなくなってしまったよるくまのお母さんを一緒に探しに行く冒険物語。


大好きなおかあさんを探すよるくまと、男の子の物語。
ちっちゃな”よるくま”はとっても可愛いくて
一緒に歩く男の子の優しい気持ち、よるくまとお母さんの愛情もたっぷり伝わってくる描写が大好き。
子供たちもベッドで読んであげると 最後のページで主人公と一緒に夢の中・・なんて夜も。

虐待で親に殺される子供のニュースを聞くと、こういう絵本に当たり前に描かれる母親像をこの親は持っていなかったんだろうな、と思う。
普通に育てられないのなら、いっそのこと施設へ預けるとか考えなかったのだろうか。
子供は親を選べないのだから。

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