1月18日の日記

喘息様の症状だった祖母は2日後には片目が開けられないほどの浮腫みが出てきていた。
来週まで待たずに　照会先の総合病院へ。
診断は、心不全。
高血圧をきちんと治療していなかったため　心臓に負担が掛かり、こうような結果になったようだ。

「独り暮らしでしょう。家に帰せるくらいの症状だけど、大丈夫ですか。入院させますか？」

迷わずお願いした。

連れて来て良かった。
いつかあるとは思っていた、サイアクの状態だった。
朝ドアの鍵を開けるたび、布団の中で冷たくなっていたらどうしよう、と思ったものだけど　その想像はかなり具体的に脳裏に現われていた。

「1週間くらいで多分症状は治まるでしょう。問題はその後だね。いつか一人で暮らすのには限界はくるものだから、誰か引き取る人がいないのだったら先のことを考えなきゃいけないよ。それにしても珍しいケースだよね、普通は子供がお年寄りの面倒をみるんだけどね、お孫さんが見てるなんてね。」

最後の一行はどこへ行っても聞かれることで、今では同じフレーズが口から出てくるようになってしまったが。

頑固なばーちゃん、悪いけど　これは私達にとってチャンスというか、いいきっかけ。

このまま　また独りの家に帰したら　今度はほんとに死んでしまうよ。

本人が納得する事は多分無いと思うけど。



まずは老人病院、グループホームから当たってみよう。